箱ひげ図

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箱ひげ図とは?

箱ひげ図(ボックス・アンド・ウィスカー・プロットとも呼ばれます)は、最小値・第1四分位数(Q1)・中央値・第3四分位数(Q3)・最大値の5つの統計でデータセットを要約します。データの広がり・歪み・中心傾向を1つのコンパクトなビジュアルで表現します。グループ間の分布比較や、単純な平均では見えにくい外れ値の発見に最適です。

主な機能

1

生データから自動計算

数値を貼り付けるだけで、四分位数・中央値・ひげを自動計算。手動の統計処理は不要です。

2

テューキーまたは最小/最大ひげ

標準的な外れ値検出にはテューキーひげ(1.5×IQR)を、全データ範囲を表示するには最小/最大ひげを選択できます。

3

外れ値の可視化

外れ値はひげの外側に個別にプロットされるため、箱の形を歪めることなく極端な値を確認できます。

4

平均値マーカーのオーバーレイ

オプションで平均値と中央値を並べて表示し、分布の歪みや非対称性を視覚的に強調できます。

5

複数グループの比較

複数のカテゴリを横並びで追加し、部門・コホート・期間ごとの分布を一目で比較できます。

6

横向き・縦向きレイアウト

スライドやレポートに合わせて向きを切り替え可能。時系列グループには縦向き、長いラベルには横向きが最適です。

最適な用途

クラスや学校間でのテストスコア分布の比較
部門や職位別の給与レンジの分析
品質管理・製造プロセスのモニタリング
治験における治療グループ間の結果比較
チームやシーズンをまたいだスポーツパフォーマンスデータの分析
リッカート尺度設問のアンケート回答分布の確認

使うべき場面

  • 平均や合計だけでなく、データのばらつきを示したいとき
  • 2つ以上のグループの分布を横並びで比較するとき
  • 外れ値が重要で、集計値に埋もれさせてはいけないとき
  • グループごとに少なくとも5〜10個の値があり、四分位数を意味あるものにしたいとき
  • データの歪みや非対称性を明らかにしたいとき
  • 横並びのヒストグラムが多すぎて見づらくなるとき

よくある間違い

  • !
    グループあたり5点未満のデータで箱ひげ図を使う — サンプルが少ないと四分位数が誤解を招く
  • !
    軸に単位を記載しないため、読み手が値の意味を把握できない
  • !
    極端な値のせいでひげが非常に長くなり箱が隠れてしまうケースで最小/最大ひげを選ぶ
  • !
    サンプルサイズが大きく異なるグループを、差異を読み手に開示せずに比較する
  • !
    分布を示したい場面で、平均しか表せない棒グラフを使う
  • !
    外れ値を削除すべきエラーとして扱い、原因を調査しない

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